フクロウ飼育 1年半〜3年 アフリカオオコノハズク あも オナガフクロウ ふぐ

フクロウ日記

あもふぐとの生活は1年9ヶ月続きました。
その間たくさんの動画は撮ったものの、あまりブログ記事を書いていませんでした。
当時のブログは、フクロウ日記というよりフクロウの情報をまとめることに目的が転換していました。

ペットとの生活は慣れてきたら日常そのもので特に変化が無いものです。
そういう状態が一番良いと思っています。

ただ、無知で体調を悪くさせることが何度かありました。
ふぐは吐き戻しを何度も続けたことがあります。
私がふぐの身体のことを何も理解していなかったから、苦しめてしまいました。
このことに関しては「フクロウの病気・健康診断」カテゴリーでまとめる予定です。
今回の記事では一緒に過ごした1年半の日常をまとめます。

あもふぐとの当たり前の日々

ふぐが飛んだ

お迎え後4ヶ月経過した7月初旬に、初めてふぐが3m近く飛びました。
ご飯を用意してあもに与えている時、いつもうらめしそうな表情でこちらをみて、飛ぼうという体制を取ることがあったのですが、ついに3m以上離れたテーブルまで飛んできました。
まだ羽もしっかり生えそろっていないのに、日々のトレーニングと(止まり木の上で素振り)、ご飯を食べたい執念で飛んできてくれました。

ふぐが飛んだ  

飛翔訓練

ふぐは飛べる!と知ってから飛翔訓練が始まります。
短い距離から始めてどんどん距離を伸ばしたり、高さをつけて飛んでもらいました。
最終的には障害物や細いところを潜って飛んできてもらいました。

5m飛翔  あもの反応  あもの反応2  隙間を潜り抜けるふぐ  

夏とオナガフクロウ

北欧や北米などで生息するオナガフクロウふぐ、今まで5度日本の夏を経験しているとはいえど、やはり心配でした。
それでも、しっかりと日光浴や水浴びをさせていました。
吐き戻しもありましたが、これは暑くて代謝が落ちたことにより、消化機能が低下し、ご飯を受け付けなくなったからでした。
時折消化の良いひよこを混ぜつつ、量も抑えて食事を与えていました。
次の年も同じような吐き戻しがあり、奮闘しました。
オナガフクロウの飼育の難しさを痛感しました。

日光浴と水浴び 

ふぐの握力の凄さ

ある日水浴びをした後、背の高い止まり木に移動しようと飛んだ時、羽根が短いせいもあり失敗しました。
すると、足を使って一生懸命登っていました。
猛禽類の握力は本当に強いです。
獲物を取るためというのももちろんありますが、実は雛の時期は木登りの名人だったりします。
飛ぶ練習をして木から地面に落ちた後、一生懸命木を登って巣に戻るそうです。

器用に登るふぐ  

食事量と体重

ふぐとあも、それぞれ食事量や体重の変化をグラフにして分析しています。
ふぐの分析については少し的外れなところもあります。
当時(飼育半年ほど)は体重250g前後が理想と書いていましたが、直近の調整体重は220g前後でした。
ただ、もう少し長く生活しないと本当にその体重で良かったのか判断しかねます。
あもの体重についての分析は今と内容は変わりないと思います。
体重、ごはん量、温度など記録すると色々なことがわかると証明するため記事にしてみました。
エクセルを使ってデータを取っていますが、グラフにすると面白いのでおすすめです。

フクロウの鳴き声

記念すべき日でした。
オナガフクロウ特有のあの「ウルルルルルー」という鳴き声を初めて聴かせてくれました。
様々な文献を読みましたが、こんなに長く鳴くのは本来なら雄だけのようです。
ふぐは雌だというのに、結構長く、30秒ほど続くこともありました。
初めて鳴き声を聴かせてくれた7月、ふぐもようやく飛ぶことができて高い場所にも行けるようになったから縄張り意識が強くなったんだと思います。
この鳴き声を聞いていると「ここは異国か?!」って思ってしまいます。あもの「ホーホッホホー」も癒されます。

ウルルルル  よく鳴くよ  

あもふぐの相性 同時放鳥の危険性

半年経過、ふぐが飛びはじめ、テリトリーコールをするようになってから、あもの縄張りに入ることが増えました。
この時、あもふぐが衝突しないように対策をとっていたのですが、何も無いと「まぁ大丈夫かな」っと緩んでしまうのが人間。
1年後に事故が起きました。
この時のことを詳細にブログ記事にしています。
フクロウの相性はどうにもできないです。
お互いをフリーにしたい願望があるのなら、適切に対策しなければなりません。

一色触発の事故  

フクロウの換羽について

文献をあげながらフクロウの換羽について説明した記事を書いています。
当時、ふぐはどんどん換羽が進み、羽根が生え揃ってきました。
9月には完全に美しい姿になりました。その時の様子を動画にまとめています。

この時のふぐはめちゃくちゃ尾羽が綺麗  

チャレンジしたこと

フクロウ飼育の先輩とメッセージで色々やり取りする中で、爪と嘴のメンテナンスを自分でやっていると聞き、私も様々な道具を揃えてやってみました。
保定の時に暴れて、死ぬんじゃないかって怖くなったり、圧迫しすぎてないか?苦しくないか?と不安でしたが、意外とできました。
アンクレット作成、交換も行いました。
ただ、ふぐに関しては私の作成するアンクレットは合ってなかったと思います。
彼女に合った革やサイズを突き止めたかったです。

爪、嘴メンテナンス  外で据えながらメンテナンス  着脱アンクレット  革ジェス  

SNSに少し嫌気がさす

おそらくある程度年数が経過したフクロウ飼い主さんなら共感すると思いますが、SNSの投稿を見て、この飼い方なんなの?考え方おかしくない?っと勝手にプンプンしていました。
時々SNSの炎上に乗じて、苦言を吐くこともしていました。
今はほとんどそういうことをしなくなりました。
色々考えすぎて、一周回って、どんな飼い方でもよくない?!って気分になったことと(もちろん、許せないことも多々ある)、色々言い合えるフクロウ友達が出来たことが大きいです。
倫理が崩壊している飼い主はどのペット業界にも確実にいますし、許さないです。

ふぐ、ゲージ飼育

私の作成したアンクレットを1年使用していたせいか、どんどん足が禿げてしまいました。
もふもふの脚がオナガフクロウのトレードマークだというのに、なんということでしょう。
意を決して、アンクレットを外してゲージ飼育に切り替えました。
ふぐはゲージがよく合ってました。
習慣づけることで、中に入っても暴れることはなかったです。
しかし、少しでも寝坊したら、朝、バタバタとゲージ内で暴れ出すので、いつも通りの生活リズムを心がけていました。

ふぐ虹の橋を渡る

2022年末、ふぐが虹の橋を渡ってしまいました。
今も色んな思いが溢れ出ますが、前向きに進んでいます。
もちろん、涙が溢れることは多々あります。
努めて日常生活では明るく振る舞っていますが、虚無感が支配することもあり、やる気をなくすこともあります。
それでも、どんな私も私。
自分の持つ感情を大切に、無理せず過ごしていこうと思っています。

あもエコーふぐと過ごした満3年の振り返りは終わりです。

あれ?私の日記終わりなの?私だけ少なくない?

これからも、いろんな記事で登場するよ〜!

インスタ 

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ここまでスクロールしていただきありがとうございます。
さて、4年目は?

あもとの生活の中で、一つ明るい光が差し込んで…

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