ペットをお迎えする人の中には、衝動的な欲求で迎えた方も多いと思います。
私自身フクロウに出会ってから1ヶ月半後にあもをお迎えしましたが、お迎えを決めたのはもっと早かったです。
フクロウカフェに行くまでフクロウのことを全く知らず、飼い方もわかりませんでした。
お迎えするまでに出来るだけ多くの本を読み勉強したけど、迎えてから得た知識の方が多かったです。お迎えを決めるべきかどうか悩んでいる方へ
私が感じていること書きたいと思います。
すぐにフクロウをお迎えしない
フクロウについての勉強、フクロウショップの適切な選択
フクロウのお迎えを決めるのであれば、最低限の知識を持ってお迎えして欲しいと思います。
ググるだけじゃなくて、本も売られているので何冊か読んで、疑問があれば購入先のショップの方に聞いたら良いでしょう。
その際、どのお店でお迎えするかも重要になってきます。
お迎えしてからも、メンテナンスや餌の購入など色んなことでお世話になるので、経験のある、しっかりとした考え方を持つショップで迎えることをお勧めします。
飼育初心者がレプタイルズでフクロウを購入するのは危険
しっかりと調べた上で、安いからこのタイミングでと思って決めるのはありだとは思いますが、状態が良いフクロウかはわかりません。
レプタイルズ会場内の、賑やかな場所にいるフクロウは、本来の状態ではない可能性があるからです。
会場では静かだったのに、家に連れて帰ったらかなりうるさいとか、静かでいい子だなと思っていたら、身体の状態があまり良くなくて、すぐに亡くなってしまったということが実際にあるそうです。
必ずしも雛から育てることが良いとは限らない
2歳以上のフクロウは生命力が強い可能性もある
フクロウの慣れ方は犬や猫と違います(犬も猫も飼ったことがないので知らないですが)。
フクロウの場合まずは、人間そのものに慣れることが大事なのかなと思います。
個性もあるので、若い時から育てても慣れない子もいるかもしれないし、どこに行ってもすぐに慣れる子もいます。
一般的に若いフクロウほど、免疫力が低く体調を崩すと生き延びにくいと言われています。
個人的には2歳くらいの子であれば体は丈夫なのではないかなと思っています。
もちろん確証はないし、何らかの疾患を持っている可能性もあります。
私が、このように考えている理由は、オナガフクロウのエコーを生後半年で亡くしてしまったという経験があるからです。
呼吸器の異常で亡くなりましたが、原因はわからないままです。
(詳しくエコーの死については別ブログ記事をご参照ください)
先天性の疾患があったかもしれないし、免疫力が低かったかもしれません。
もちろん、個人的にも雛から育てたいという気持ちは私にもありますし、いつか挑戦したいと思っています。
ただ、一つの案として、初めてフクロウを飼育する方に2歳以上のフクロウの良さを伝えたいと思います。
フクロウの病気 呼吸器疾患
フクロウの里親募集について
お迎えしてからやむを得なく飼えなくなってしまい、里親を探したり、ショップに買い取ってもらわれるフクロウ達がいることをご存じでしょうか?
おそらく、生体販売しているフクロウカフェに問い合わせたらそれぞれ買取などやっているお店もあると思います。
我が家のアフリカオオコノハズク、あもは里親としてお迎えしました。
2歳でお迎えし、今5歳ですが、かなり元気です。フクロウカフェに1年いたこともあり、人慣れはしており、環境適応能力も長けています。
オナガフクロウのふぐも5年間フクロウカフェにいた子です。
コロナの影響で、フクロウカフェが閉店してしまうというタイミングで偶然出会いお迎えすることができました。
そして、最近お迎えしたアフリカワシミミズクつくもは7歳です。
5年くらい里親募集されていました。
一緒に生活してまだ間もないですが、食欲も旺盛で、たくましいです。
性格のせいもあるのか、少しビビリで、近づくとカツカツと威嚇してきますが、マイペースに生活しています。
雛から飼いたいという考え方を少し変えてみて、色々なフクロウに出会ってみてはどうでしょうか?
死んでしまう時のことを想像してみる
いつかは死んでしまうということまで考えたことはありますか?
エコーをお迎えした時、死について考えることはありませんでした。
これから10年以上一緒に生活していくんだと楽しいことを想像するばかりでした。
エコーをお迎えする前からオナガフクロウは非常に飼育しにくい種類であることは聞いており、注意すべきことも色々と教えてもらっていたのに、わずか2ヶ月14日しか一緒に生活することができませんでした。
精神的ショックがかなり大きく、たくさん反省しました。
オナガフクロウふぐの時ももちろん辛かったです。
特にふぐは何も症状もなく元気だったので、まさか死ぬことがあるとは思わなかったので、心の準備もできておらず、頭が真っ白になりました。
どの飼い主さんも愛鳥の死は想像しきれないことだと思います。
何年生きた個体でも、亡くなってしまった時の悲しみは、想像を絶することだと思います。
それでも一度は死について考えてみてください。
迎えないという選択も大事
全てを考えた上で、迎えない決断をすること。
自分の家庭環境、経済力、協力者の有無、失った時の悲しみ(精神的な強さ)など考えた上での決断することも大切です。
日本にはフクロウカフェがあります。
フクロウカフェの中に自分の推しフクロウを見つけて定期的に会いに行くことも素敵なことです。
自分で飼育するより、経済的だし、不安も少ないです。
そういうフクロウとの関わり方も良いかもしれません。
軽い気持ちで動物を飼わないように
私はすでにフクロウを2羽失いました。
オナガフクロウのエコーを亡くした時、二度と簡単にフクロウ飼いなよと人に勧めることはしないと決意しました。
フクロウ仲間が増えることは嬉しいけど、無責任な発言だと思うからです。
フクロウに限らず、犬、猫など生き物全て、軽い気持ちで飼ってはいけません。
サイトを作ろうと思ったのも、エコーの死がきっかけです。
さらに、準備している最中、ふぐも亡くなってしまいました。
ふぐの死に関しては、自分の力の及ばない状況だったので、なんとも言えない気持ちになりました。
でも、私はこの経験を悲観し続けるのではなく、何かに繋げるために行動していきたいと思っています。
フクロウのことが気になっている方へ
フクロウのお迎えを決める前に、この記事を読んでいただきありがとうございます。
どういう選択をするのでしょうか?
皆様の幸せな生活を祈っています。
内容をまとめや書籍はこちら
短い鳥生だったけど楽しかったよ。
人生これから!頑張って!天国で見守ってるよ。
これからも、ちゃんと観察して、健康に育ててね。
今後の鳥生しっかり楽しませてね〜。
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