フクロウに与えるメインのご飯は、ひよこ・うずら・マウスです。
他に、間食などで虫をあげる方もいます。
また、フクロウ専用フードという練り餌なども売られていることがあります。
私は、一時期、災害時の備えとしてフクロウに与えられる非常食や保存食を色々研究していた時期がありました。
今回の記事では、フクロウに与える虫、練り餌、非常食・保存食についてまとめます。
昆虫食
フクロウに与える虫としては、コオロギやミールワーム(ジャイアントミールワーム)などがあります。
どちらも、生きている状態のもの、凍っているもの、乾燥しているもの、缶詰に入っているものなど様々な種類があります。
一番食いつきが良かったのは、やはり生きている状態の虫です。
しかし、生きたままの虫を与える時は注意が必要です。
「頭を潰すこと」
フクロウが飲み込んだ時、口腔内・消化器を噛んでしまうことがあるからです。
「食べさせすぎないこと」
流石にお肉をあげる時のように20g以上の虫を与える人はいないと思いますが、虫にはリンがたくさん含まれているため、腎臓に影響を与えてしまいます。
次に食いつきが良かったのは冷凍の虫です。
冷凍コオロギは保管も楽ですし、今でも時々購入することがあります。
失敗したなと思ったものは、乾燥コオロギと缶詰に入った生ミールワームです。
乾燥コオロギに至っては、フクロウの嘴に合わなかったのか、飛ばしまくっていました。
下記、様々な記事を書いてきたので、参照して下さい。
フクロウの非常食・保存食
フクロウの食性は、猫と同じということで、猫用のペットフードを非常食にしている飼い主さんがいます。
私は当時、非常食を試食させることをよくしていましたが、今は食べさせることはありません。
一番食いつきの良いものは購入して常備していますが、賞味期限が切れたら捨て、新しく買うを繰り返しています。
あまり食べさせない方がいいということはここで伝えておきます。
ここで紹介したものを食べさせて愛鳥の調子が悪くなったとしても、私は責任を取ることはできません。
ただ、知りたい方もいると思いますので、情報としてまとめていきます。
ロイヤルカナン 腎臓サポート食
非常食のことも頭には合ったけど、健康診断であもの腎臓関係の値の指摘を受けて気になって与えました。
結局あもは腎臓病ではなかったですし、あまり合わなかったので今後も使うことはありません。
ですが、どうやらこのご飯だけを食べて生きているフクロウもいるようです。
病院でも腎臓病のフクロウに対してこの商品を使っているところもあるようです。
K9naturalシリーズ
FLフィーライン チキン・トリーツという商品を保存食として使用する飼い主さんもいます。他のブログなどにも取り上げられていましたが、私が試した時生産されておらず、代わりに犬用ドライフード・猫用ドライフードを試してみました。
どちらも非加熱のお肉をドライフードしたもので、生肉に近い状態であると思います。
もっとも我が家のフクロウの食いつきが良いので、こちらの商品を常備しています。
コノハズク専用フード
小型フクロウ飼育者でこの商品を使っている方をチラホラ見ます。
やはりフクロウ専用となっている加工食品は少ないので試したくなりますよね。
結果、あもには合わなくて保存不向きだったので続いていません。
ただ栄養価が高いと感じます。
お肉にふりかけて食べてもらったりしていました。
食塩の入っていないキャットフード
3種類のキャットフードを紹介しています。
MAZURI 猛禽類専用ジェルフード
海外の動物園ではこのフードだけで10年以上生きている猛禽がいると聞いたことがあります。食感が肉っぽいそうです。
食事開拓をして考えたこと
今回は、保存食になりそうなものを紹介しましたが、基本的に使わないのが一番だと思っています。一時期、もし災害時に食べなかったらと不安になって月に1度食べてもらって練習していましたが、体調を崩す原因になりかねないのでやめました。災害のことを考えると不安で胸が苦しくなりますが、必要な対策はしっかりと取り、ドーンと構えたいものですね。
コメント