アフリカワシミミズク　キタアフリカワシミミズク　フクロウの種類紹介

アフリカワシミミズク　キタアフリカワシミミズク
生息地
特徴
1. 野生下での特徴
  1. アフリカワシミミズク
  2. キタアフリカワシミミズク
2. 個人的見解
どこでアフリカワシミミズク、キタアフリカワシミミズクに会うことが出来るの？
飼育者アンケート（個性を教えてください）
おまけ(愛鳥の画像)

アフリカワシミミズク　キタアフリカワシミミズク

アフリカワシミミズク

英語名　Spotted Eagle Owl

学名　Bubo africanus

全長 40-45cm　体重 487-850g

キタアフリカワシミミズク(ファラオワシミミズク)

英語名　Pharao Eagle Owl

学名　Bubo ascalaphus

全長 45-5-cm　体重1,900-2,300g

生息地

アフリカワシミミズク

アフリカ大陸中西部から南部、アラビア半島南部

キタアフリカワシミミズク

アフリカ大陸北部、北西部、中東

生息地の特徴（例エジプト）

アフリカワシミミズクについては、アフリカオオコノハズクのページをご参照ください。
標高の高い、山の中で生活しているため、年中気温は17度〜27度くらいです。
アフリカオオコノハズク

キタアフリカワシミミズクの生息地について。
ファラオという古代エジプトの王の名前が付けられているので、エジプトの気候を見てみましょう。
エジプトの首都カイロについてです。

温度　夏　23度〜35度　　冬　2度〜19度
東京と比較すると平均気温が2、3度程高いです。
また、砂漠が多く，降水量も少ないです。

特徴

野生下での特徴

アフリカワシミミズク

サソリ、昆虫なども食べるらしい。
密な雨林は好まず、開けた森林に住む。
日没前に活発に活動することがある。
クロワシミミズクが天敵らしい。
他に、生息地を同じとするフクロウは、アビシニアンワシミミズク、ケープワシミミズクなど

キタアフリカワシミミズク

砂漠や半砂漠で、岩がゴツゴツした斜面に住む。
乾燥サバンナにもすむ。
飼育下では、ワシミミズクや、ベンガルワシミミズクと交雑している。

個人的見解

和名では、名前が似ている２種。
同時に紹介しますが、サイズも違い、生息地も被らないので、特徴もかなり違います。
図鑑等で記載はなかったですが、キタアフリカワシミミズクとアフリカワシミミズクを交配した個体もいるという話を聞いたことがあります。
アフリカワシミミズクの羽色の違いは、そこからきているのではないかと考えられます。
野生下で生息地、亜種等の違いで羽色が異なるのかもしれませんが。
基本的に、アフリカワシミミズクは灰色で、キタアフリカワシミミズクは茶色です。
ワシミミズク全般に多いのかわからないですが、止まり木に止まるより、床に座っている時間が多い気がします。
ワシミミズクは、コノハズクと違って、山の中にいるよりは、岩場などにいる種も多いため、床にいることが好きなのかもしれないです。

アフリカワシミミズクは暑さに苦手、ファラオワシミミズクは暑さが得意なのではないかと思います。
ただ、エジプトは日本のような湿度の高い暑さとは違い、カラッとした暑さなので、日本の夏はやはり厳しいでしょう。

アフリカワシミミズクはワシミミズクの中でも小さめということもあり、初めてワシミミズクを飼育する方にはちょうど良いサイズ感だと思います。
屋外でのフライトするのにも適した種と言われています。