据え回しの正しい方法、鷹匠の技術などを勉強をしたこともないので堂々と語ることはできませんが、まとめます。
色々なやり方があるのでこれが正しいわけでは無いですが、一例として何かの参考になればいいなと思います。
フクロウをお迎え、だいぶ家の環境に慣れた。
1家の中でフクロウを据える
2ベランダなどの外でフクロウを据える
3近場で据え回しする
4人通り車通りの少ない道を選んで据え回しする
5徐々に難易度を上げる
(時間を伸ばす、人通りの多い場所に挑戦)
順番としては上記の方法が多いのでは?と思います。
どれくらい日数を要するかは、飼い主それぞれ違うと思いますが、状況を見て判断し、徐々にフクロウに負荷をかけていきます。
家の中で据える
日課の一部として、据えタイムをもうける飼い主さんは多いのではないでしょうか。
フクロウがリラックスして、腕の上に止まってくれることは、信頼関係を築けているかの指標にもなります。
慣れていないフクロウは、腕の上に移動すると、すぐ飛び立とうとします。
糞をする頻度も多く、身体を軽くして飛立つ準備を始めます。
これらの行動が無くなり、腕の上で片足立ちでもしだしたら、慣れてきたことになります。
ベランダなどで据える
初めての外、一番大切なことはロスト(飛んで逃げてしまうこと)に注意することです。
まずはアンクレットとジェス、リーシュの確認してください。
壊れてないか、切れそうにないかチェックが大切です。
以前、外に出す直前に、ジェスの頭がすっぽりとアンクレットのハトメから外れたことがあります。
片方は大丈夫でしたが、このまま両方外れていたら確実にロストしていました。
本当に装備のチェックを徹底しなければ、事故につながります。
また、持っている人は、猛禽用のグローブにしっかりリーシュを結んでください。
ちなみに、小型なら、安く簡単にグローブを作ることができます。
我が家ではホームセンターで安い革手袋を買ってハトメをつけたものを使用しています。
基本、グローブをして据えた方が、フクロウにとってもしっかりと掴めて安心です。
それでもグローブがないという方、必ず身体のどこかに硬く結ぶようにしてください。
掴んでいないとほどけてしまうような状態で外に出すことはやめましょう。
特に多いのが、リーシュを手にくるくると巻くだけの状態です。
力を緩めたらリーシュがすぐに手から取れてしまいます。
外据えは、最初は夜から、徐々に明るい時間帯に変えていくとフクロウも心の準備ができます。
外で据えている時に、水をかけるなどして水に慣らすことも良いと思います。
暑くなった時のクールダウン時に水は必要になるので、霧吹きに慣れてもらいましょう。
近場で据え回しする
まずは近場で据え回しをしてください。いつでも家に戻れるような場所で。
最初は外が怖くて、飛び立とうとしたり、ストレスでずっと細くなったりする可能性があります。
緊張のしすぎはフクロウの精神衛生上良くないので、すぐに家に戻れるようにしましょう。
興奮しすぎると、暑く無くてもすぐに身体が熱くなって、喉をホコホコさせたり、羽根をだらんと落として脇が開いた状態になったりします。
この時に持っている水を、脇や足元にかけてあげてクールダウンしましょう。
全体に水をかけてしまうと、逆に放熱できなくなるので注意してください。
長く暑そうな体勢が続くようなら、家にすぐに戻ってあげましょう。
据え回しも夜から初めて徐々に慣らしてあげると良いです。
人通り車通りの少ない道を選んで据え回しする
少し遠くまで行く場合も、ある程度ルートを決めて据え回しを行いましょう。
人通りや車通りの少ない場所を選んで慣らしてあげましょう。
徐々に難易度を上げる
私はこの段階まで行っていないのであまり書くことができません。
観光地や人の多い公園へ連れていったり、旅行先に一緒にいったりするフクロウもいます。
フクロウ可能な場所か下調べが必要で、体調も気にしてあげる必要があります。
ご飯の問題もあるし、色々準備が大変そうだけど、楽しそうですね。
据え回し時の必需品
・霧吹き
クールダウン・水を飲ませる・落ちた糞の掃除
(霧吹きから水を飲まない場合、水を入れる皿を用意する方もいる)
・ウェットティッシュ・ティッシュ
落ちた糞の掃除
・ゴミ袋
他、予備のリーシュ、ジェス、着脱式アンクレットなど持ち歩いている方もいます。
最初は少し怖いけど、普段とは違う景色が見れて刺激的!
僕はちょっと怖いので屋上日光浴だけで良いかなぁ。屋上もあまり好きじゃないけど。
据え回しは少しずつやってると慣れてくることがほとんどですが、あまり無理させるのは禁物です。よく観察してあげましょう。
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