アフリカオオコノハズク あも お迎え初日から1週間

フクロウ日記

今までお迎えしたフクロウたちとの生活について書いたブログ記事を振り返りまとめます。
飼い始めのこの時期にしか感じられない、あの時の感情を忘れないためにも。
フクロウ飼い主さんは当時の自分を思い出しながら、これから飼育される方や検討中の方は、フクロウとの生活がどのようなものか想像しながら読んでみてください。

あもが我が家にやってきた!

お迎えして1週間、嬉しく幸せでいっぱいでしたが、不安も感じていました。
ご飯をあまり食べてくれない、ペリットの出る時間が遅い、など色々心配していました。
しかし、当時の私は結構大胆なこともしていて、お迎え2日目に霧吹きで水浴びをしたり(お迎え後すぐの水浴びはあまりお勧めしないです)、放鳥させたりしていました。
今思うと、あもは本当に人間に慣れている2歳のフクロウでした。
初日からあまり私たちのことを気にせず、家の中を探検し、窓の外を観察していました。
人形を渡すと遊んでいました。
2羽目にお迎えしたエコーは、生後4ヶ月の時に来たのですが、全てのものに敏感に反応して、人形を渡されても状況を読み込めていないような様子だったことを覚えています。
あもとの生活、どのようなことがあったのかまとめます。

2019年12月14日にお迎えされたよ。

あもと過ごして1週間で気づいたこと

さすが夜行性

大抵のフクロウは夜行性です。
アフリカオオコノハズク、あもも夜行性。
日中監視カメラを観察していると、驚くほど動いていないのです。
日が暮れる時間になるとゴソゴソ動きだします。
夜帰宅したらすぐに放鳥させますが、最初は飛びはするけど、その後はじっとしていることが多いです。
もしかして電気がついて明るいから?と思い、試しに電気を消してみたら、飛び回りました。
この日からできるだけ夜は間接照明にしています。

怖いものをみたら擬態する

窓際にいるあもは時々鳴いて細くなります。
窓の外をみると、犬がいたり、鳥がいたり、野良猫や台湾リスやハクビシンなどあらゆるものに反応しています。
お店でも常に窓際にいたのですが、やはり色々なものを見て擬態していたようです。

人形や、靴下などの布が好き(誤飲に注意)

SNSで人形や靴下などで遊ばせている投稿をみていたので試しに渡してみると、それは楽しそうに、一生懸命突いていました。
獲物だと思っているのか、よくわかりません。
フクロウに遊びという概念はあるのでしょうか。
おもちゃは、大きめの飲み込める大きさでないものを選ぶようにしましょう。
誤飲が一番怖いです。
また、布の繊維を飲み込んでしまうことがあります。
ペリットとして出してしまえたらいいのですが、舌に引っかかってしまうこともあるそうです。
現在は、おもちゃとして与えるとしても、壊れにくい人形などにしています。

狭いところにお気に入りのものを運び隠す

人形を渡したら、足で掴んで飛び、棚の中に隠そうとしました。
この行動はご飯をあげた時にも行います。
やはりおもちゃを獲物と思っているのでしょうか?

高い位置に止まりたがる

あもの行動を見ると、テレビの上や、ブラインドの上に行きたがっていました。
鳥は全般的に上から見下ろすことが好きなようです。
止まり木を高い場所に設置しました。

掃除がめちゃくちゃ大変

たった1週間で気づきます。
え?家汚くない?と。
糞というよりも、羽根や脂粉、羽鞘といった小さなゴミが目立ちます。
表面積がこんなに小さいのに、人間よりも汚してないか?って思うほどに汚れます。

フクロウを迎えたことで生じた心の変化

かけがえのない存在に

仕事中、頭の中5割くらいあものことばかり考えていました。
常に監視カメラで行動をチェックしました。
仕事が終わってから帰宅する際も、早く会いたい一心で帰っていました。
ご飯を食べる量が少なかったり、いつもよりおとなしかったりするとすぐに心配になり、あもは死ぬのかもしれないって思い、胸がぎゅーっと締め付けられていました(ほとんど杞憂で終わります)。
お迎えして数日で既に、かけがえのない存在になっていました。

色々してあげたい、体験させたい、自由にさせてあげたい

外に興味を持つあもを見て、いつか一緒に外に行きたいなと感じたり、ご飯もひよこをあげていましたが、うずらやマウスなど色々なものをあげたいなと思いました。
おもちゃもたくさん買い与えて、できるだけ空き時間は放鳥させてあげていました。
フクロウカフェでは出来なかったことを我が家でたくさん体験させてあげたいと思いました。
ただ、今振り返ると自由ばかりが良いわけではないと思っています。

もっともっと、知りたい

あもの嫌いなこと好きなこと、どんな鳴き声を出すのか、全てを知りたいと思いました。
この感情は今もあります。
丸5年経過しても新しい発見があります。

自分のエゴかもしれないという葛藤

今でもですが、時々自分のエゴに気づきモヤモヤすることがあります。
当時は餌を食べさせるという行為に、自分のエゴを感じたようです。
元々置き餌でも食べられるのに、自分の手からあげたいという欲望で行っていると。
しかし、餌をあげることは一番楽しくてフクロウとの繋がりを感じやすい行為です。
野生のように自由にさせられなくてごめん、運動量が少なくてごめん、そう感じることがあります。
特に、繋留してごめんと感じる飼い主さんは多いようです。
ただ、ペットとしてお迎えした以上、自由にさせることにも限界があります。
必要以上に自分を責めないように、自分の生活に合った方法でフクロウに慣れてもらうことが一番大切です。
フクロウも人間も暮らしやすい生活を模索することが大切なのではないかと思います。

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